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三月になりました。しかも今日はお雛祭りです。桜の季節も近づき、何となく周囲にピンク色のものが増えて嬉しいですね! 今日ご紹介するのは、「ペネロピ」。 変なタイトルですが、先祖の悪行のおかげでブタの鼻と耳を持って生まれてきたお嬢様のぺネロピ(クリスティーナ・リッチ)がお婿さんを探す話。白雪姫みたいですが、血筋の良い(blue bloodと言います。映画では何度も繰り返される言葉)若者に求婚されると呪が解けるのです。 この映画の中では、とてつもなくuglyな容姿で生まれてきた娘の呪いを解こうと躍起になる母親が面白い。あまりにも夢中になっている妻を見て夫がたしなめると・・・ That’s what mothers do with daughters; they talk about how to look prettier. (母親が娘を美しく見せるために色々と考えるのは当然よ!) 実は、そんなペネロピを本当に好きになる若者がいる。ギャンブルに溺れ、自暴自棄になっている自称マックス。でも、そんなマックスは、自分の力で現状を打開しようと頑張るペネロピに逆に励まされるんですね。 You know, you inspired me. (君に刺激されたよ) 相手に良い意味で深く影響されたようなときに、You inspired me.と言えます。 結末は話せませんが、この映画で言いたいのは、見た目より中身が大切だということだけではありません。あとは映画で確かめてくださいね。 ついでですが、クリスティーナ・リッチは案外ブタ鼻が可愛かったです。もしかしたら、本物より可愛いかも? 写真は、久し振りに近藤忠義さんから送られた一枚。伊豆稲散のつるし雛。色合いが何とも美しいですね。
by kerigarbo
| 2008-03-03 17:07
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【Keri先生のプロフィール】
光藤京子(みつふじきょうこ) 英語コミュニケーション・翻訳関連の執筆家・コンサルタント(TAS & コンサルティング)。会議通訳、翻訳ビジネス、大学講師の経験を生かし、これまで数多くの本を出版している。『働く女性の英語術』(ジャパンタイムズ)、『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)のほか多数。最新書に『する英語 感じる英語 毎日を楽しく表現する』(ジャパンタイムズ)がある。 お気に入りブログ
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