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今朝のブログも、松田典子さん撮影の北欧の写真(フィンランドのトゥルク城) で飾らせていただきました! 青々とした空の色がすがすがしい気分にさせてくれますね。 先日、今年の初映画として、「ヘンダーソン夫人の贈り物」を楽しみました。 (久々に味合う小粋なイギリス映画!) リッチなわがまま未亡人、ローラ(ジュディ・デンチ)は、有り余る夫の遺産を前に、これから何をして生きていこうか悩んでいます。 I am bored with widowhood. (ああ、未亡人って何て退屈!) 刺繍や慈善事業などもトライするけど、どれもダメ。いっそのこと若い恋人を作ったらという親友マーゴットの助言に、70才をとうに越えたローラはさすがびっくりするけれど、次の言葉で納得。 You're very rich. The one cancels out the other. (cancel outー互いを打ち消すという意味。the oneがお金、the otherが年齢といったところかな。お金があれば、若い恋人も難なく買えるということです) しかし、ローラの希望は、ロンドンのウエストエンドに新しいタイプの劇場を作ること。劇場支配人にヴィヴィアン・ヴァンダムを抜擢し、世の中が大戦に向うさなか、女性のヌードをはじめ、色々と新しい試みに挑戦していきます。 個性の強いユダヤ系のヴァンダムとローラは激しくぶつかり合い、その様子がユーモラスに描かれる。でも、迫り来る戦争は悲劇も生み、だんだんとローラという人物の心の秘密が明かされていくうちに、映画の登場人物も観客も、彼女の魅力に虜になっていきますよ。 ジュディ・デンチは様々な役をこなす名女優ですが、この役は想像するに一番のはまり役では?(ヴァンダム役のボブ・ホスキンスもすごく味がある俳優です) この映画、観られる劇場が限られているのが残念!(Bunkamura ル・シネマ) 帰りに東急デパートの前のヴィロンというカフェレストランに寄りました。フランス直輸入の小麦粉を使ったパンが一階で売られ、二階でそのパンが出てくるランチが楽しめる。赤と黒ですっきりまとめた店内は、なかなかフレンチでしたよ。 この映画を観る人は、ヴィロンでのランチも是非セットでお楽しみくださいね!
by kerigarbo
| 2007-01-09 09:44
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Comments(6)
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ハニカミ店長*taka*
at 2007-01-09 18:54
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初めまして!
エキサイトブログを検索し、たどり着きました。 なんだかとっても素敵な方のブログに出会えたようで、嬉しいです。 これからゆっくり拝見したいと思います。 英語が話せるようになりたい!と思い、とりあえずは毎日英語を耳にするようにしています。いつか話せる日が訪れますように。
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kerigarbo at 2007-01-09 22:34
ハニカミ店長さん、初コメントありがとうございます。面白いネーミングですね。
実は、こう見えて、私もわりとハニカミやです(誰も信じてくれないのですが・・・)。 またこのブログに遊びに来てくださいね!
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neko
at 2007-01-09 22:44
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Keri先生がハニカミやというコメントを見て、ぷっと吹き出してしまいました(笑) The one cancels out the other. という表現はいろいろと使えそうですね。
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kerigarbo at 2007-01-10 07:45
あれ、吹き出しているのは誰?
nekoさん、これでも昔はとても恥かしがりやさんでした。年を重ねて、ちょっとはそう見えなくなったんだな・・・と変に納得。 でも、遠くから「センセーイ」なんて大声で叫ぶことのできる屈託のない学生さんみたいになりたいなあ・・・といつも思っています!
Keri先生、残念ながら私はまだ初映画を見ていません。先日友人がこの映画を推奨してくれました。ル・シネマで映画を見るときはチケットを先に買ってからル・マゴでランチをすることが多いのですが、今度はヴィロンに行ってみますね。早く初映画を見たいこの頃です。
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kerigarbo at 2007-01-20 21:12
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【Keri先生のプロフィール】
光藤京子(みつふじきょうこ) 英語コミュニケーション・翻訳関連の執筆家・コンサルタント(TAS & コンサルティング)。会議通訳、翻訳ビジネス、大学講師の経験を生かし、これまで数多くの本を出版している。『働く女性の英語術』(ジャパンタイムズ)、『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)のほか多数。最新書に『する英語 感じる英語 毎日を楽しく表現する』(ジャパンタイムズ)がある。 お気に入りブログ
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