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春一番かなと思うほど、暖かい風の吹いた今日。 友人のメグさんこと上杉恵美さんと、「僕のニューヨークライフ」を観てきました。 (メグさんは、大学用英語教材「マイ・ニューヨーク・スケッチブック」の共著者) 「僕のニューヨークライフ」は、原題がAnything Else。ウディ・アレンの過去の映画と同じく、テーマはいまいちクリアでないが、彼の独特の語りやジョークに笑い、人生を考えさせられ、ちょっぴりハッピーになる映画です。 優柔不断でなかなか踏ん切りがつかないユダヤ青年ジェリー(ジェイソン・ビッグス)は、セクシーだが超ワガママな女の子アマンダ(クリスティーナ・リッチ)に夢中。 I can’t believe. I’m in love with a smoker. とジェリー。 (アマンダは、映画の最初から最後まで煙草を吸っている。ジェリーは、明らかに普段は煙草嫌いである) デートで2時間も相手を待たせ、Don’t be mad at me, but I ate.(ごめん、もう食べちゃった)と言うアマンダ。 そんな自己中の彼女に翻弄されながら、手作りのチョコをもらった途端、許してしまう男性諸君いませんか? 二人の恋はもちろん、ジェリーに人生のアドバイスをしたくてたまらないコメディ作家のドーベル(ウディ・アレン)の反ユダヤ主義者に対する被害妄想、アメリカ人が大好きな精神科医に対するジョークなど、ウディ節が炸裂します。 Life is what it is…anything else?(人生って、そんなもんさ)というウディに納得するかどうかは、皆さんの自由ですが・・・。 私達二人は、映画を観た後アフタヌーン・ティーで食事をし、ガーデン・シネマで買ったNYマップつきanything else劇場用パンフレット(すごく可愛い!)を見ながら、懐かしさでいっぱいになりました。 写真は、NYのレストラン、パスティス(メグさん提供)。実は、前に書いた「メリンダ・メリンダ」(2005年7月)に出てきた店ですが、遅ればせながら掲載させていただきます。
by kerigarbo
| 2006-02-14 18:51
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【Keri先生のプロフィール】
光藤京子(みつふじきょうこ) 英語コミュニケーション・翻訳関連の執筆家・コンサルタント(TAS & コンサルティング)。会議通訳、翻訳ビジネス、大学講師の経験を生かし、これまで数多くの本を出版している。『働く女性の英語術』(ジャパンタイムズ)、『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)のほか多数。最新書に『する英語 感じる英語 毎日を楽しく表現する』(ジャパンタイムズ)がある。 お気に入りブログ
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