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サバイバル英語の救世主?「社内英語ワールド サバイバル本」
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急に春らしくなってきました。東京の桜の開花は今日にも?

暖かさは嬉しいけれども、花粉症気味なのか、夫婦してだるい。3月ももう半ばを過ぎたので、そろそろ本腰を入れなくては!4月から新入社員のみなさんも気合入っていますか?

ということで、今日は私の友人で、昨年金融マンから大学教授へ転身した柴田真一氏の最新の著書、「社内英語ワールド サバイバル本」を紹介します。

グローバル社会の進展で社内で英語を使う機会はどんどん増えている。そんな環境で困っている人たちの救世主として、かなりのお勧め本だと思います(ちなみに、柴田さんは私の「働く女性の英語術 2nd season」でインタビューさせていただいています)

まず、特徴を解説しますとー

タイトルのつけ方自体からもわかるように、シンプルで無駄がなく、英語を使うはめになった社員が本当に必要としていることだけが書かれている(これ重要!)。本の重さも軽い(これも重要!)。

「はじめに」に書いてあるように、本書は「英語を使った仕事術」の本だと。会話や必要フレーズだけでなく、コミュニケーションの観点からのアドバイスが実に豊富です。

会社員の一日が朝から晩まで英語漬けだったらどうなるか?想像しただけで眠れなくなってしまう人もいるかもしれませんが……本書の主役、内村遼くんが体験する英語漬けの一日。

気のきいた短い会話文のあとに、「サバイバル実践」という丁寧なポイント解説、「覚えたい表現」と続き、私が最高にお勧めする「サバイバルColumn」が適当な間隔で入っています。

たとえば、「eメール依存症になるな、大事なときは電話をしろ」とか、「プレゼンのときはかならずQ&Aをあらかじめ用意しておけ」とか、「ラテン圏の人たちと会食するときには、商談よりも会話や信頼関係を優先させよう」とか、ひとつひとつがテーマごとに実に具体的。

というのも、柴田さん、いや柴田先生は銀行マンとしてロンドン、ドイツで20年ほど仕事をしたことがあるバリバリのキャリアパーソンだったのです。中身はすべて、ご本人がつい最近まで本場で経験してきたことなので、真実味あり、信頼性も高い。

さらに私としては、黄色ハイライトで見やすくし、文字の分量を考えたすっきりしたレイアウト、軽く楽しめるストーリーの運びになっていながら肝心なことだけはしっかりポイントを押さえている、本の編集の仕方にもたいへん感心しました。(本の作り方って、読者の立場になることが意外に難しいですからね)

4月から英語で仕事をする可能性のある人、または現在使っているけれど、どうやって英語の勉強したらよいか迷っている人はぜひ一度本書を手にとってみてください。眠れない夜がすっきり眠れ、かならずやグローバル社会で求められる人材に一歩近づくことでしょう。

では、みなさま。花粉症にもめげず、「春眠暁を覚えず」にも負けず、もうすぐ開花の桜を楽しみながら、春を謳歌いたしましょう。


(注:2010年10月よりコメントは承認制にしています。すぐにお返事できないこともありますが、感想、ご意見など遠慮なくお送りください)
関連サイト:
ジャパンタイムズブッククラブ 「働く女性の英語術」特集ページ

by kerigarbo | 2013-03-17 13:15 | Comments(0)
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