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夏の暑い日に読書をする
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この写真いったい何?と言われそうですね。天気も悪いし、肩コリは酷いし、こんなときにはビタミンCかなと冷えたプチトマトを食べる寸前のショット。(キッチンの柄模様と赤がよくあっていると思うのですが、勘違いの可能性もあり?)

成績づけが終わり、これから私も本格的な夏休みです。旅行の移動中とかにさっと読める新書や単行本はないかなとお探しの方へ、私が買いこんだ本を何冊かご紹介します。

「スピーチの奥儀」(寺澤芳男・光文社新書)
著者の寺澤さんとは昨年あることがきっかけでお目にかかりましたが、だからご紹介するわけではありません。日経新聞のエッセイでもお馴染みの寺澤さんの新作は、いつものことながら無駄な言葉が一切なく、実にリズミカルで読みやすい。スピーチの極意とご自身の豊富なエピソードが満載です。スピーチが上手になりたい人、具体例が欲しい人にはお勧めの一冊。

「英語と日本語のあいだ」(菅原克也・講談社現代新書)
この本、実はまだ第一章しか読んでいません。タイトルが気にいって買いましたが、一番興味があるのは第五章の「翻訳と訳読ー対応するもの・見合うもの」かな。全体的には、東大の教授である著者が今の英語教育に関してモノ申す的な内容かと思います。同じ教育者(?)として、共感するところがたくさんありそう・・・

「国際共通語としての英語」(鳥飼玖美子・講談社現代新書)
上記の本と偶然同じ出版社でした。英語教育や日本人の英語について関心の高い出版社なのかな。「英語、英語」と言いながら、実はどうしてよいかわからず路頭に迷っている日本人?を導いてくれそうな一冊。

(昨日もブックファーストで英語教材のコーナーに行きましたが、昨年から引き続いて、「グロービッシュ」や「非ネイティブの英語」が主流のテーマのようですね。本が売れないからキーワードで惹きつける、という手段は理解できなくもないけれど、いまいち本質的な部分で日本人の英語力向上には結びつかないかなあ・・・)

鳥飼先生がバシッと(笑)おっしゃってくださることを期待しながら、これから読むことにします。

「最終講義」(内田樹・技術評論社)
本書は新書ではないですが、夫が購入してきました。私もこれから読みます。数々のヒット作を世に生み出してきた学術界の鬼才が書いた本ですから、興味があります。神戸女学院の学生さんたちは、これまで幸せでしたね、こんな素晴らしい先生の講義が生で聞けて。ちょっと分厚いので、時間のあるときに一挙に読みたいと思います。

以上、私の個人的好みで選んだ本ばかりで申し訳ない。でも、英語や教育に興味のある方たちは楽しめるのではないかと思います。

スタバやタリーズで冷たいラテでも飲みながら、新書や単行本を読む。なかなかよい夏の日の過ごし方だと思いますが、いかがでしょう?


(*2010年10月よりコメントは承認制にしています。お返事が遅れることもあります。ご了承ください)
関連サイト:
ジャパンタイムズブッククラブ 「働く女性の英語術」特集ページ

by kerigarbo | 2011-08-05 13:07 | Comments(0)
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