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いよいよ秋がやって来ましたね。酷暑による食欲減退も、これからはさわやかな気候とともにどんどん回復しそうです。 「食べて、祈って、恋をして」を観てきました。グルメや旅に興味のある女性にはぴったりの映画と思います。(青字はSony Picturesさんの英語の解説をお借りしました) 現代女性の幸せの象徴?「夫、家、キャリア」をすべて獲得したはずのリズ(ジュリア・ロバーツ)。しかし、"I used to have this appetite for food. For my life. And it is just gone.” (かつてはもっと食欲があったわ。人生にもね。今はまったくなくなってしまった・・・)と旅に出る。 ●食のイタリアーthe true pleasure of nourishment by eating (食することで、真に満ち足りる) 家族や仲間を大事にし、ゆったりと人生を楽しむ文化がいいですね。 "The sweetness of life….is doing nothing.” (人生のだいご味は何もしないこと)だそうです。New Yorkerも、東京人も、これは難しいなあ。 ●祈りのインドーthe power of prayer (祈りによって、生きるパワーを得る) 最近、パワースポットやパワーストーンなど、パワーを強化するものが流行りですね。 「自分探し」でもがいているリズ。それに対して、自分を許せるまでここにいなさい、そうすれば、"Everything else takes care of itself.”(あとは自然にまかせておけば、きっと上手く行くよ)、というリチャードの台詞が印象的。 ●恋のバリ―the inner peace and balance of true love (内なる心の平和と調和によって、真の愛に到達する) See you later, alligator!(じゃあ、またね!)が口癖の、歯抜け老人Ketutがかわいいです(laterとワニのalligatorが韻を踏んでおり、アメリカの子供がよく言う)。 ここで一つだけ文句を言わせてください。なぜバリで恋なのか、ブラジル人恋人役のフィリペがなぜハビエル・バルデムなのか?(だって、彼はスペイン人なのに・・・) でも、この映画は、Just sit back and relax, and enjoy! (ゆったりと力を抜いて、何も考えずに楽しんだほうがいい) 今日の写真は、英国ノッティングヒルのベーカリー。みなさん「ノッティングヒルの恋人」を覚えていますか?ジュリアとヒュー・グラントの。 映画の中で、各都市を言葉で表すと何?という場面があります。ロンドンはstuffy(息苦しい)でした。これはイタリア人の見方。でも、写真を見る限り、お洒落で楽しそうですよ! ジャパンタイムズブッククラブ 「働く女性の英語術」特集ページ http://bookclub.japantimes.co.jp/act/Article.do?id=008
by kerigarbo
| 2010-09-18 12:12
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【Keri先生のプロフィール】
光藤京子(みつふじきょうこ) 英語コミュニケーション・翻訳関連の執筆家・コンサルタント(TAS & コンサルティング)。会議通訳、翻訳ビジネス、大学講師の経験を生かし、これまで数多くの本を出版している。『働く女性の英語術』(ジャパンタイムズ)、『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)のほか多数。最新書に『する英語 感じる英語 毎日を楽しく表現する』(ジャパンタイムズ)がある。 お気に入りブログ
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