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まだまだ寒い日が続いていますね。北風吹きすさぶ先日の土曜日には、雪だるまのような格好をして近くのサルヴァトーレ○○まで行き、あつあつのピッツアを食べて大満足。 でも、確実に春が近づいている感じがしますね! さて、そろそろ映画ネタということで、先週少々時間を割いて「50歳の恋愛白書」を観てきました。 NY郊外の金持ちばかり集まる老人村(?)で、はるかに年上のご主人と一見幸せな生活を送るピッパー・リー(ロビン・ライト・ペン)。What a sweet woman you are. (君はなんて完璧な妻なんだ)と言われても、彼女の心は不安に満ち、何かが欠けていた。 I wanna be known. (私も、自分をもっとさらけ出したい)とピッパー・リーは思います。 そこに若い青年クリス(キアヌ・リーブス)が現れ、となると誰でも大方ストーリーは想像つくのですが、、、実はこの映画そこを描きたかったわけではなさそう。 つまり、二人の恋愛部分はハイライトではなく、 映画製作者は、主人公やその母親の生き方を通して、女性と家族、女性と社会、いろいろなしがらみの中で生きる女性の戸惑いや苦しみ、老いや病に対する不安などを描きたかったのではないか、と勝手に私なりの結論を出してみました。みなさまはいかがでしょうか? 印象に残ったのは、キアヌがしばらく見ないうちに少々太ったかなと。(そもそも、実年齢45歳のキアヌが35歳の青年を演じ、実年齢43歳のロビン・ライト・ペンがなぜ50歳を演じられるのか、このあたりが摩訶不思議なのですが・・・) キアヌ演じるクリスは、a half-baked son(生焼け、つまり中途半端でまだ人間として一人前でないということ)と母親から呼ばれています。half-bakedは、It was a half-baked plan.(その計画は十分練られていなかった)などというふうにも使えます。本映画でややだらしない雰囲気のキアヌはこの役回りにぴったりかも。 まあこの映画をどう観るかは、観る方の人生、年齢、現在自分が置かれている状況によって違ってくると思いますね。ですが、ロビン・ライト・ペンの繊細な演技と知的な表情は素晴らしいの一言。「フォレストガンプ」のジェニー以来ファンですが、素敵な女性ですね。 写真は、先週広尾の「二期倶楽部」でいただいたコース前菜のお野菜。 那須や全国各地から直送されたパリパリ新鮮なお野菜を、ニンニク、アンチョビー、オリーブオイルを混ぜたディップソースでいただきます。お代りもしてしまいました。ビタミンCたっぷりで、アンチエージングに最高だと思います。 ジャパンタイムズブッククラブ 「働く女性の英語術」特集ページ http://bookclub.japantimes.co.jp/act/Article.do?id=008
by kerigarbo
| 2010-02-08 11:16
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【Keri先生のプロフィール】
光藤京子(みつふじきょうこ) 英語コミュニケーション・翻訳関連の執筆家・コンサルタント(TAS & コンサルティング)。会議通訳、翻訳ビジネス、大学講師の経験を生かし、これまで数多くの本を出版している。『働く女性の英語術』(ジャパンタイムズ)、『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)のほか多数。最新書に『する英語 感じる英語 毎日を楽しく表現する』(ジャパンタイムズ)がある。 お気に入りブログ
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