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秋晴れの休日、「私の中のあなた」(原題:My Sister’s Keeper)を観てきました。
白血病の姉ケイト(ソフィア・ヴァジリ-ヴァ)と妹のアナ(アビゲイル・ブレスリン)。 赤ちゃんはほとんど偶然によって生まれるが、I was engineered. (科学的に計算されて誕生した)と言うアナ。つまり、彼女は姉に臓器提供するために作られたdonor childだった・・・ そのアナが、命が危ない姉への臓器提供を拒む、という衝撃的な場面から物語が始まります。 I want to sue my parents for the rights to my own body. (私の体を守るために、両親を訴えたいの)とアナ。 ケイトを救うためにはどのような犠牲もいとわない母親のサラ(キャメロン・ディアス)。 家族は、Who stands up for Anna? (じゃあ、誰がアナを守る?)、You gotta let go. (娘の死を受け入れなければ・・・)と諭すが、サラは聞く耳を持たない・・・ その一方で、白血病という恐ろしい病魔と闘いながら、家族の絆の崩壊に心を痛め、死を受け入れる準備をするケイト。 This is it…I’m OK with it. (その時が来たの・・・覚悟はできているわ) 家族やボーイフレンドのテイラーと楽しく過ごした日々。 それらの想い出がいっぱい詰まったアルバムを見ながら、ひとり呟くケイトの姿には、多くの観客が泣いていました。(人気子役のアビゲイル・ブレスリンよりも、ソフィア・ヴァジリーヴァの演技に私は心うたれました・・・) 過去と現在が入り混じる手法なので多少わかりづらい部分もありましたが・・・(たとえば、娘のために母親が髪を剃るシーン、どこにつながっているの?など一瞬わからず) でも、映画のスタートからラストまでとにかく涙がとまらない。(みなさん、ハンカチやティシュを必ず持っていってくださいね!) 衝撃的な結末とともに、自分や肉親の死とどう向き合うか、家族としてどう考え、どう支え合うかなどを考えながら、この映画をご覧ください。 Keriの新刊、「働く女性の英語術 2nd season」もどうぞよろしく! ジャパンタイムズブッククラブ 「働く女性の英語術」特集ページ http://bookclub.japantimes.co.jp/act/Article.do?id=008
by kerigarbo
| 2009-10-14 10:24
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Comments(2)
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★TOETIC満点とる方法!
at 2009-10-24 08:03
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キャメロン・ディアスのファンです。
映画を楽しみにしており、 リスニングや文化背景の勉強を兼ねて洋画ですね。
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kerigarbo at 2009-10-24 21:58
普段のキャメロン・ディアスにはない役柄。我が子をおもう母親を懸命に演じていました。とても良い映画ですから、ぜひご覧ください!
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【Keri先生のプロフィール】
光藤京子(みつふじきょうこ) 英語コミュニケーション・翻訳関連の執筆家・コンサルタント(TAS & コンサルティング)。会議通訳、翻訳ビジネス、大学講師の経験を生かし、これまで数多くの本を出版している。『働く女性の英語術』(ジャパンタイムズ)、『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)のほか多数。最新書に『する英語 感じる英語 毎日を楽しく表現する』(ジャパンタイムズ)がある。 お気に入りブログ
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