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暑さと、やる気がない病と、フレンチ
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立秋の到来とともに、激暑の日本列島にしばし涼風が吹きましたが、西では大変な事態を引き起こしている台風11号がまだやってこない東京、、、やや不気味な日曜の朝を迎えています。

今日のブログのお題、いったいなんなのか?やる気がないのにフレンチ、どういうこと?

関係ありませーん。もったいぶらないで申しますと、食欲以外のやる気がすべて失せているという、私にとって緊急事態だということです。今年は5月後半から異常に暑かったことを考えると、要するに暑さ負け、(胃袋以外?)疲れてしまったんでしょうね。

7月には昨年同様、某高校で、どうしたらグローバル人間になれるか?というような主旨の講演をさせていただきました。若い高校生や、同じく私から見たらお若い保護者のみなさんとふれあい、ひさびさに心の充電になりましたが、、、

その日は梅雨明けで突然の酷暑、以来ひどい風邪を引き、、、(それは治って)家族にちょこっと嬉しいニュースもあったのですが、、、バタバタしている間に8月に突入。

先週一週間は、大量のレポート採点、成績づけ、改訂版教科書の見直し、etc.etc...

しかし、いよいよお盆休みに突入で、少し涼しいところに行く予定です。そこでのんびりするために、今日もやる気のない自分を奮い立たせて、残りの仕事を片付けるぞ!

写真は先月、家族の誕生日で訪れたオテル・ドゥ・ミクニのお料理のひとつ。コースのどのお料理も、淡いパステル調の器に優しく盛り付けられ、見た目もお味も品よくあっさり。閑静な住宅地に佇む、緑に囲まれたレストランは、いやみのない品のよいインテリアや、アットホームで感じのよい接客など、ひさびさに満足。

このあと出されたお魚(鹿児島産イトヨリのポシェ)もお肉(スペイン・マヨルカ島産黒豚。薄切りにしたトリュフが乗っている)も、これぞジャパニーズ・フレンチと名付けたくなるほど、あっさりとした味付け。本場のこってりとしたフレンチが苦手な私には嬉しい品々でした。

と書いたところで、美味しいものを食べているくせに、なにがやる気がないんだ?とお叱りを受けそうですが、日常に優雅さが消えつつある毎日、たまには心が躍るようなことがないと気がめいってしまうので、、、その点はご容赦を。

急に涼しくなった日本列島、まだまだ暑さは我々にしつこくつきまとう可能性大ですが、お互い体調に気をつけながら頑張りましょう。

今日はやる気がない病なので、英語の話題はなし。次回やる気が出たら、今度こそ映画や英語の話題で盛り上げようと思います。

Enjoy your summer holidays!


お陰さまで、引き続き好調です!Keriの最新著書:何でも英語で言ってみる! シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)もよろしく!


(注:2010年10月よりコメントは承認制にしています。すぐにお返事できないこともありますが、感想、ご意見など遠慮なくお送りください)
関連サイト:
ジャパンタイムズブッククラブ 「働く女性の英語術」特集ページ

# by kerigarbo | 2014-08-10 09:44 | Comments(0)
ヘアスタイルも競演? 今年のワールドカップサッカー
ヘアスタイルも競演? 今年のワールドカップサッカー_c0019088_13421161.jpg

サッカーのワールドカップ、つぎつぎと準決勝へ進むチームが決まり、いよいよ盛り上がってきました。

侍ジャパンが敗れ去ってから、とくに熱をいれて応援していませんが、録画はときどき見ています。

サッカーを経験したことのない自分としては、細かい小技などはわからないので、とにかく動きの早いサッカーでないと退屈。ついついプレイ以外の部分に興味が湧き、ドイツとフランスでは(あたり前だが)体型や顔立ちが違うなとか、苦しいときの神だのみ(祈りのスタイルが異なるが)はどこでもするなとか、たまにイケメンがいないかな?とか、、、結構くだらないことでモチベーションをつないでいます(笑)。

正直、イケメンはもちろん、派手なヘアスタイル、眩いばかりの肉体美、個性的な私服姿にきゅんとなっている女子(おばさんも含め!)は多いことでしょう。

選手たちのユニークなヘアスタイルについて、ニュース、ブログ、SNSが、今年かなり話題にしています。

AP通信の記事では、タイトルの一部に、本ワールドカップが、"players' wacky haircuts as much as its brilliant games"(選手たちのとっぴなヘアスタイルが、素晴らしいプレイと同じくらい)心に残る(wackyは風変わりな、おかしなという意味)とあり、

選手村にあるヘアサロンでは、連日試合前の選手たちの注文に対応するのが大変であり、誇らしくもある、と書いてあります。

APの同記事によると、今年は"Rat tails, mohicans, dreadlocks, braids, bleached blond, outlandish side-partings, the 'Afro'"が流行っているとか。(rat tail、ねずみの尻尾のような髪型をした選手の写真が載っています)

確かにモヒカン(mohican)、ドレッド(dreadlocks)、アフロ(Afro)、それに七三分け(side-part)が流行っているようですね。

ちなみに個人的な好みとしては、サイドを刈り上げた、七三分け(50~60年代のアイビーリーグ風)でしょうか。

ベッカムの出現以来、イケメンやヘアスタイルがプレイと同じくらい話題になる今日。クリスチアーノ・ロナウドやハメス・ロドリゲスのような甘いマスクでお洒落なイケメンたちは、たとえ敗者となっても美しい、、、と女子たちがため息をついていますが、本人たちの心境はいかに?

さて、サッカー選手の髪型に影響されイメチェンする男子がどれだけいることか?(少なくても私の学生たちにはいないだろうなあ・・・) 美容室に行き、「イメージチェンジをしたいのですが」と英語で伝えたいときは、次のように言ってください。

I'd like a make-over.

ただし、とんでもない髪型にされてしまうこともあるので、モデルにする写真を持っていくほうがいいですね。

「この雑誌に載っている彼(彼女)みたいな髪型にしてください」と言いましょう。

Could you change my hair just like his(her) in this magazine?

どちらも拙著のP169あたりに美容関係の表現が載っています。参考にしてください。

残り少ないワールドカップ、華麗なるプレイを、イケメンを、wackyなヘアスタイルを、大いに楽しみましょう。

写真はサッカーに全然関係ないのだけれど、わりあいイケメンが多い?クロアチアの一風景。のどかな感じが好きです。


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# by kerigarbo | 2014-07-06 14:25 | Comments(0)
ヤジによって露呈した?日本はグローバル国家になれない
ヤジによって露呈した?日本はグローバル国家になれない_c0019088_9154180.jpg

いよいよあと2日で7月です。

6月のはっきりしない梅雨の空のもと、ひたすら慌しい毎日が過ぎました。

写真は大学でのランチタイム風景。パソコンの画面を見ながら、デリとパンでお腹を満たし、次の授業に向かうエネルギーを得るというわけです。この日はひじきとマメのサラダ。あっさりして栄養価満点。結構小食かな~

さて、最近サッカーをしのぐ私の関心事は、都議会で女性議員がハラスメントを受けた事件。この事件、当初からそのうち大きく拡大するぞと思っていたら、さっそく海外メディアが飛びついた。

ガーディアン、ウォール・ストリート・ジャーナル、CNNなどのテレビ局、etc. etc...

国内でもジャパンタイムズの紙面には、外国特派員記者クラブの取材をもとにした特集記事も。

要は、今回のヤジはsexual harassment(セクハラ)というよりは、むしろmale chauvinist(男性優越主義)の日本ならではのsexism(性差別)ではなかったのか?また、海外メディアに取り上げられるまで沈黙していた日本のメディアは同罪ではないのか?

などが印象に残った記事でした。

海外でもヤジ(heckling, jeers, tauntsなど、ニュアンスの違いこそあれ、色々な呼び方があります)は、国会の議論にはつきもの。紳士の国、英国でさえありますから(しかし、上記の記事の中では、日本のヤジほど下品ではないとも・・・)。

とにかく、品位に欠ける感情的なヤジはよくありません。お茶の間の会話と公式の場を区別できないようでは、日本は海外から非グローバル国家と名指しされても仕方がないかもしれないですね。

オリンピックに向けてグローバル化を叫び、世界遺産への登録や観光客の誘致など一生懸命やっている一方で、未だに人権問題に疎く、「うち」と「そと」を区別できない政治家たちに、、、ほとほと呆れるばかりです。

と、日曜日の静かな朝に申し訳ありません。疲労から少しだけ回復した勢いで、少しばかり怒ってみました。

では、残りの週末をみなさんもお元気で!

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# by kerigarbo | 2014-06-29 10:21 | Comments(0)
初夏ーお医者さんとの対話
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暑い!初夏というより真夏みたいなこの2,3日。いきなり冷房にあたったせいで、軽く夏風邪です。

昨晩NHKスペシャルで、将来日本の医療が危ないという特集をやっていました。今の団塊の世代が後期高齢者になるころ、病院や医者が決定的に不足するだろうという話です。

対処法はなかなかないのだけれど、家庭医を増やすのがよいのでは?という話も出ました。英語で言うと、home/family doctor、general practitionerと呼ばれる人たちですね。あらゆる分野の診療を行う、いわば医療のジェネラリスト。

私がアメリカでお世話になっていたお家は、ご主人がまさにこのタイプのお医者さんでした。患者さんからの電話の大半はオフィスにかかってくるのだけれど、時々パニックになった患者さん、またはその家族から自宅に電話がかかってくるわけです。

うっかり電話に出ようものなら、相手のパニックぶりに圧倒されて、Dr. xxx is not at home.すら、出てこない。(一時、電話恐怖症になりました・・・)

さて、先日あることでhome doctorを訪ね、次のような会話をしました。

「この2,3ヶ月、毎朝下痢気味で、なかなか治りません」

「そうですか・・・。便秘は?」

「いえ、それはないです。下痢と便秘を繰り返すのって、危ないんですよね?大腸がんの可能性とか?」

「・・・」

「毎年、人間ドックを受けてまして、最後に大腸の内視鏡を受けたのは2年前かな」

「ああ、それはよかった、よかった」

ちょっと喋りすぎな患者(汗)。でもこのお医者さん、とても優しい方なんです。途中で患者の会話を遮ったりしない。

ちなみに、上記の症状を英語で言うと、I've had diarrhea for a couple of months.でしょうか。

みなさん、今日も気温が上がってきました。室温の調整や水分の補給、気をつけたいですね。

写真は、最近友人たちと行った店で出されたお汁。南瓜をすり流した味噌汁の中に、蕨餅、麩、ズッキーニが入っていて、体によさそうな(そして味もよい)夏の一品でした。


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# by kerigarbo | 2014-06-01 10:20 | Comments(0)
ひさびさの映画報告ー「ブルージャスミン」
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ひさびさに大好きなウディ・アレンの映画を観ました。最新作「ブルージャスミン」です。かなり満足・・・いつものように、滑稽で、諷刺や人生の教訓に満ちていて、小気味よい作品に仕上がっています。

いくつかの映画情報を読む限り、この作品はテネシー・ウィリアムズ原作の『欲望という名の電車』をモチーフとしているとのこと。高慢と虚栄心のかたまり、主人公ブランチが落ちぶれ、労働者階級の男と結婚している妹ステラの家に転がり込む。そこで繰り広げられる妹や義弟との葛藤劇を通して、ブランチの虚構に満ちた人生が露になっていく、悲しい作品であったと思います。

「ブルージャスミン」でも主人公は、自分の本当の名前ジャネットは平凡だからと「ジャスミン」に変え、金融の不正操作で大金持ちになった男と結婚し、持てる者のみに与えられるすべての贅沢を享受していましたが、、、

夫の逮捕ですべてを失ったジャスミンは、妹のアパートに転がりこんできます、、、場所は『欲望という』のニュー・オリンズではなく、サンフランシスコ。

義弟は労働者階級のポーランド系移民(ここも『欲望という』にそっくり!)しかも「オーギー」という名前は、オースターの『オーギー・レンのクリスマス・ストーリー』に出てくる主人公と一緒。彼も確かポーランド系移民の設定でした。

アメリカの都市と移民をテーマに、人種や出身国による階級差を遠慮なく、露に描くのは、アレンの得意にするところ。当然、またかと思う方もいるでしょうが・・・。

ジャスミンが電話をするから"Can I have privacy?"(ちょっとはずしてくれる?)と、親切なタクシードライバーに言う姿は、セレブ生活で身についた傲慢な態度のまま。エルメスのバックにシャネルのスーツ、一流の物を手放せず、現実を受け入れられないジャスミンは、"It's so humiliating!"(屈辱だわ!)という台詞を映画の中でなんども繰り返します。

セレブの頃から夫の浮気のせいで精神を病んでいたジャスミンは、精神安定剤Xanaxを手放せません。やんちゃな妹の子供たちに対し怒り心頭で叫ぶジャスミンは、もう限界状態。

"Can you please not fight in here? I don't think I can take it. For some reason, my Xanax isn't kicking in."(あんたたち、少しおとなしくしてくれる?もう我慢できないわ。なぜか安定剤も効かないし・・・)

I don't think I can take it.I can't take it anymore.とも言います)は、もうこのような状況に我慢できない、これ以上無理というときに使います。

持てる者と持てない者の対比を通じ、幸せは絶対的なものか相対的なものか、社会に蔓延する格差の問題も提起しながら、人生のほんとうの幸せはなにかをアレンはこの映画でも問うているのだな、と思いました。

最近のアレンの映画はパリやローマなどが舞台でしたが、今回はNYとサンフランシスコが交互に出てきます。娯楽映画としても十分楽しめます。

今日の写真はなんだ?と言う方のために。夫が写した義弟の家の梅です。ジャスミンとはなんの関係もありませんが、初夏の清清しさを感じたのでアップしました。

それではまた!


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# by kerigarbo | 2014-05-18 12:36 | Comments(0)





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