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夏本番真っ盛りです。 しばらくぶりに大学時代の友人からメールをもらうと、ちょうどフィンランドと エストニアの旅より戻ったばかりとのこと。化学物質に弱い彼女には、エコロジー 意識が高い両国が、まさに天国のように感じられたとのことでした。 北欧といえば、かつてデンマークに1時間ほど飛行機の空き時間滞在し、路面電車に乗ったり、人魚姫の像を眺めたりしたことがありましたっけ・・・。 私も行きたいなあ。 (まあ、毎日こう暑くては、つい涼しげな国に興味が向いているだけかもしれませんが・・・) さて、夏休みは概して映画館はお子様向けの映画ばかり。 こんなときは、見逃したばかりの新作や、普段は絶対見ない旧作のDVDを家でゆっくり鑑賞するのはいかがでしょう? 旧作といえば、私の好きな「ローマの休日」の中に一つ気に入った台詞があります。 髪をショートにし、ジェラートに舌鼓を打つ王女(オードリー・ヘップバーン)が、「そろそろ帰らねば」と言うと、新聞記者のジョー(グレゴリー・ペック)が、次のように誘います。 (灼熱のローマの太陽の下でとろけそうなジェラートを食べるっていうのもいいですねえ!!) Live dangerously, take the whole day.(羽目をはずして、丸一日遊ぼうよ!) もっとも、王女にとっては、sit in a sidewalk café, look into shop windows, walk in the rainなど、普通の人が何気にやることがlive dangerouslyなのです。 しかしながら、本当の王女と見間違うほどの気品があるオードリーだからこそ、この台詞が生きてくるのだと思いますね。 つい最近観た、「プリティ・プリンセス2」では、普通の女の子がプリンセスになってしまい、そのギャップが可笑しく描かれています。主役のアン・ハサウェイはやや太めで、ものすごくキュートですが、元々王女である役をそれらしく演じられる女優はオードリー以外にいないかもしれない・・・と改めて思いました。 では、皆様もどうぞ楽しい夏を。 私は、せいぜい「皇帝ペンギン」でも観て、涼しさを味わってくることにします!
by kerigarbo
| 2005-08-06 10:22
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【Keri先生のプロフィール】
光藤京子(みつふじきょうこ) 英語コミュニケーション・翻訳関連の執筆家・コンサルタント(TAS & コンサルティング)。会議通訳、翻訳ビジネス、大学講師の経験を生かし、これまで数多くの本を出版している。『働く女性の英語術』(ジャパンタイムズ)、『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)のほか多数。最新書に『する英語 感じる英語 毎日を楽しく表現する』(ジャパンタイムズ)がある。 お気に入りブログ
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