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みなさま、あけましておめでとうございます!いよいよ2014年となりました。 昨年は大学の仕事が予想以上に忙しくなり、旅も映画も、本ブログを執筆する暇も余裕も、まったくなくなってしまいました。今年も相変わらず予定は厳しいですが、自分のためにも、読んでくださる方のためにも、「ちょっとほっとできるコーナー」を目指して頑張りたいと思います。 今年の元旦は夫婦ふたり、静かな朝を迎えました。料理もテーブルセッティングも控えめ。大晦日に作った筑前煮風煮物はやや薄味でしたが、辛めの出前おせちにはちょうどよく合い、大根サラダのホタテ和えとともにさっぱりといただきました。 それにしても、色も形も丹精こめて造形されたおせち料理の繊細な美しさ、微妙に絡み合う味の奥深さ、京都からの出前おせちを前にして、ぬるかんの菊水をちょびちょびやりながら、夫婦で感動したのであります。 昨年は、和食の無形文化遺産登録で日本中がわきました。今朝の朝日新聞GLOBEでは、「みんなのSUSHI」というテーマで、すしの世界的流行を取り上げています。 すしの起源は、なんと中国やメコン川あたりで食べられていた発酵食品の「なれずし」だとか。それが発酵させずに酢を使って作る「柿の葉ずし」や「ササずし」と変化し、今日の握りになったそうです。 さらに、すしの世界的人気は90年代になって爆発的に広がったとか。今では、アボガドを使ったカリフォルニア巻きはもちろん、ロシアでは巻きずしを丸ごと揚げた「ホットロール」、南米ではマンゴーなど果物やチーズをネタにした変わりずし、フランスではフォアグラや和牛、キウイやバナナをあしらった新作が人気だそうです。 GLOBE記者さんによると、すしは「ネタをご飯で巻くという単純な料理だけに、いろんな食材でアレンジできる。そこに新しい味と美しさの可能性がある」のだそうです。納得ですね! 昨年から今年にかけて、伊勢神宮や出雲大社の特集番組も多いし、日本人のルーツや伝統的文化の見直し、海外への発信と、国をあげて力を入れているようです。正しい歴史認識の中で、我々の先祖が培ってきた宝物を大事にしていきたいものですね。 明日からお仕事の方も多いと思いますが、残りの正月休みをゆったりとお過ごしください! (注:2010年10月よりコメントは承認制にしています。すぐにお返事できないこともありますが、感想、ご意見など遠慮なくお送りください) 関連サイト: ジャパンタイムズブッククラブ 「働く女性の英語術」特集ページ
by kerigarbo
| 2014-01-05 09:36
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【Keri先生のプロフィール】
光藤京子(みつふじきょうこ) 英語コミュニケーション・翻訳関連の執筆家・コンサルタント(TAS & コンサルティング)。会議通訳、翻訳ビジネス、大学講師の経験を生かし、これまで数多くの本を出版している。『働く女性の英語術』(ジャパンタイムズ)、『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)のほか多数。最新書に『する英語 感じる英語 毎日を楽しく表現する』(ジャパンタイムズ)がある。 お気に入りブログ
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