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父との時間
ちょうど1週間前の今日、父が脳梗塞で倒れ、そのために更新が遅れました。

母、妹、私の3人でローテーションを組み、病院に24時間詰めるという体力ぎりぎりの戦いが続きましたが、この一両日、父の様子はだいぶ落ち着いてきた様子。

このまま回復してくれることを祈りつつ、今日は少しゆったりとした気分でブログを書いています。

かつては子育て、今は仕事を言い訳にして、郊外に住む両親の家を訪ねることは最近めったにありません。今回は、テレビもパソコンもない集中治療室に父と二人きり。

眠っている父の顔を眺めたり、時折目を覚ました際に少しだけ会話を交わすなど、不思議な時間が流れていきます。父が現状を把握しているのか、していないのか、その行動や言動からは極めて判断しづらいのだけれど・・・

こちらから話しかけても回答がないか、返答がとんちんかんなことも多いのに、「今日は平和な顔しているね」とか、「疲れているんじゃないの?」など、仕事、仕事と忙しがっている娘に対し、親心を見せる瞬間もあります。ほんとうに、親ってありがたいですね。

話は変わりますが、父が倒れたのと同じ日に、スティーブ・ジョブズが亡くなりました。一週間が過ぎても、世界中の多くの人にその才能と生き様が感動を与えているのはいったいどうしてでしょうか?

IT界の革命児、カリスマ経営者と言われたジョブズ。持っているアップルの製品と言えばiPodくらいですが、2005年にスタンフォード大学の卒業式で行われた彼のスピーチを聞いて以来、すっかりファンになりました。

Stay hungry, stay foolish. ハングリー精神を持て、馬鹿であれ!(若い卒業生に向かって、「分別があり過ぎる大人になるな、リスクを恐れず大胆に挑戦しろ」と言っているのだと思います)という言葉はメディアでも紹介され、すっかり有名になりました。

膵臓癌という病魔と闘っていたジョブズのスピーチは、成功への道のりを含め、彼の人生観や死生観に溢れた、素晴らしい内容です。字幕つきの画像もあります。ぜひお聞きください。

ジョブズ氏は、家族に看取られつつ、静かにこの世を去ったとか。ツイッターを飛び交ったRIP(Rest in Peace)という文字と同じ気持ちで、心からご冥福をお祈りします。


(注:2010年10月よりコメントは承認制にしています)
関連サイト:
ジャパンタイムズブッククラブ 「働く女性の英語術」特集ページ

by kerigarbo | 2011-10-12 17:18 | Comments(0)
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