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世界中に衝撃を与えたマイケル・ジャクソンの訃報が伝えられてから、約10日が過ぎました・・・。でも、なぜか、われわれの心から彼の音楽とその偉大さはなかなか消え去らないようです。 (今も、ラジオでBeat itがかかっている・・・) そういえば、マイケルの死のほんの少し前に同じロサンゼルスにいたんだなあ・・・と不思議な気持ちもしています。(UCLA大学病院の前も通りましたし、ネバーランドが近いというサンタバーバラにも行きました・・・) 最近のマイケルは、plastic surgery(整形手術)や白くなった肌の謎(vitiligo= 白斑が広がったという説もある)や奇行の数々など、さまざまなマイナスの噂もあったようですが、ロンドン公演直前のビデオで歌い踊るマイケルを見て、やはりこの人は天才で、しかも自分の生きたいようにしか生きられなかった人なのだと確信したのでした・・・。 今日は、週刊ST7月10日号のマイケル追悼のページ(P6)に集められた著名人の言葉の中から、ジェシー・ジャクソン氏の言葉を紹介します。(以下、英文・訳文をそのまま引用) We are out of our joy. He is out of his pain....He was constantly challenged in the press and all he really wanted to be was the greatest entertainer and he was that. (私たちは喜びを失った。彼は苦しみから解放された。いつでもマスコミの挑発を受けていたが、彼はただ偉大なエンターテイナーになりたかっただけだった。そして実際彼は偉大なエンターテイナーだった) He is out of his pain...(死によって苦しみから解放された)という一節、マイケルが背負った人生をふり返ると、胸にじーんとひびきますね。 偉大な歌手として、天才ダンサーとして、50才という体力の限界の挑戦しようとしたマイケル・・・どのような批判があるにせよ、他の生き方はおそらく彼の選択肢にはなかったのでしょう。たとえ命と引き換えにしても・・・ 写真は、サンタバーバラの、ある家の庭に咲いていた紅いバラ。マイケルの追悼になるといいなと思いつつ・・・ Keriの新刊、「働く女性の英語術 2nd Season」もどうぞよろしく! ジャパンタイムズブッククラブ 「働く女性の英語術」特集ページ http://bookclub.japantimes.co.jp/act/Article.do?id=008
by kerigarbo
| 2009-07-05 16:58
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【Keri先生のプロフィール】
光藤京子(みつふじきょうこ) 英語コミュニケーション・翻訳関連の執筆家・コンサルタント(TAS & コンサルティング)。会議通訳、翻訳ビジネス、大学講師の経験を生かし、これまで数多くの本を出版している。『働く女性の英語術』(ジャパンタイムズ)、『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』(高橋書店)のほか多数。最新書に『する英語 感じる英語 毎日を楽しく表現する』(ジャパンタイムズ)がある。 お気に入りブログ
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